振袖の行く先 名古屋

一度着た振袖の行き先はどこへ。

一度きりの大切な振袖の日

振袖と聞くと思い浮かぶのが成人式だと思います。歳を重ねると誰もが経験する日で人生のイベントの中でも節目になる一つだと思います。
わたしは振袖を選び始めるのがやや遅い方でした。
周りの友人が着物屋さんへ見に行った、こんな着物が着たいよねという友人と会話があり、そろそろ選ばないとかなとマイペースに思っていました。
実際選びに行くと自分は絶対この色にしよう、この色素敵だなと思っても実は自分に似合わなかったりして悩む時間がとてもありました。
その中でもこれにしようと決める事ができて当日まで楽しみにしていました。
色々な人の意見を聞きながら、着物似合う髪飾りやメイク、ヘアアレンジを本などで参考にしながら見ていましたが、沢山ありすぎて私はこれでいいかなと少し妥協してしまいました。
その時はいいやと思っていましたが当日会場へ行き、こだわりのある人をみるともっと出来たかなと感じました。一生に一度の思い出になる大切な一日。
その日がこれから訪れる人には、自分の後悔のないように振袖を選び、それに似合うヘアメイクを研究し楽しんでもらいなと思います。

 

振袖は特別な宝物

着物はほとんど着ませんが、振袖なら一点持っています。もう随分以前のことですが、成人式を控えた私に両親が仕立ててくれたものです。
レンタルで済ませるものだと思っていた私は、わざわざ買わなくていいのにと口では遠慮していましたが、内心とても嬉しかったのを憶えています。
デパートのテナントに入っている呉服店へ母と二人で向かいました。店員さんが持ってきてくださる振袖を数点試着してみましたが、なかなかピンときませんでした。
着物を着る習慣が無い自分には選ぶセンスが無いのだろうと、どれか無難なものを選ぼうとしていた時、その振袖が現れたのです。
絞りが入った古典柄で、流行のものではありませんでした。予算から出てしまうのですが、と申し訳なさそうにおっしゃった店員さんが持ってきてくださったのです。
ひんやりとした正絹の手触りが心地よい、美しい振袖でした。この着物がいいと強く感じました。
しかし、なにぶん高価で強請ることができずにいた私へ、表情を読んだのか、これにしようと母が笑ってくれたのです。
帰宅してから話してみると、大事に着るんだぞと言って父も微笑んでくれました。私にとって自分の振袖は、家族の思い出も含めて、大切な宝物です。

 

うわぁ~ 成人式の日、友達の振袖と丸カブり~ マジかよ勘弁して!

専門学校の卒業式の思い出なのですが、友達と憧れの袴姿で卒業式に出席することにしました。
学校には、卒業式用に着物レンタルの業者が来てくれていましたので、私は他にどこに行ったら良いのか分からないですし、その業者にお願いしてレンタルすることにしました。
友人は親が知っているところでレンタルすると話していて、結局二人とも違うところから借りたのですが、いざ当日に会うと丸かぶりの色と柄でした。
流石にあまりにもかぶりすぎていて、双子コーデに見えるほどで笑ってしまいました。
同じようなことが成人式であると凄く嫌ですし、何よりせっかくの記念日に同じように丸かぶりしてしまって、一日中も堂々としてられないという肩身の狭い思いはしたくありません。
できることなら、同じ会場に出席する友人とは事前に連絡を取って、どんな感じなのかをリサーチしてから参加する予定です。
それとなく自分の方のコーディネートを伝えて、相手にも気を使ってもらうというのも考えています。

私の夢は、彼氏と振袖姿で初詣に行くことです!

日本人女性が、振袖を着れる機会というのはごくごく限られています。
一般的には式典に着ていくことが一番あり得る機会ですが、成人式や卒業式など式典に参加する機会すら限られています。
パーティーで振袖を着るのも華やかでとても見栄えが良いですが、パーティーに良く参加される方というのもそうはいないでしょう。
 1年に1度、振袖を着てもおかしくないのがお正月の初詣です。
彼氏と振袖で初詣デートするのが理想的と考えている女性も、少なくないのではないでしょうか?
振袖の魅力は、その柄の華やかさと袖の長さです。
踊りなどで袖が揺れて雅に見えることから振袖が広まったという説もありますが、振袖には袖を振ることで厄を払い、清めとなるという意味合いもあります。
新たな年を迎える行事である初詣に振袖で行くことは、理にかなっているともいえます。
そして何より振袖は、実に防寒性に優れた服でもありますので、上からコートやダウンを着ることなく、温かく外のイベントに行けるという利点もあります。
彼氏との初詣デートは、ぜひ振袖を着て行って彼を驚かせてみるのはいかがでしょうか。
15.うちの母親が振袖の着付けを習いに行っています。当日は母が着付けをするらしい・・・
数年前から着物にはまり、着付け教室に通っている母親がいます。
先日、業者さんから送られてきた成人式用の振袖のダイレクトメールを見ながらウキウキしていました。
「着れないからね」と、クギを刺したところ「私じゃなくて、あなたの選ばなきゃね、良い物は早い者勝ちだから」と言ってきました。
知らなかったのですが、成人式の振袖は一年前から計画して借りたり買ったりするものだそうで、母親は来週にでも下見に行こうと言い出しました。
妙に張り切っているなと思っていたら、母は成人式当日の私の振袖の気付けを楽しみにしていたのです。
まだまだ先の話と思い、頭の片隅にもなかった成人式ですが、急に具体的に振袖で参加することになりました。
一年後の母がどのくらい上達しているのかは分かりませんが、母親に手伝ってもらって着た振袖で、成人式を迎えるのは良い思い出ができそうです。
母親と二人で、和装で写真を撮っておくのも良いかなと思っています。

やっと、成人式の振袖決めました!

家族中で揉めに揉めた成人式の振袖でしたが、ようやく決めることができました。
もともと事の発端となったのは、私の姉が成人式の時に着た振袖でした。
姉は、母から譲ってもらったものを仕立て直して成人式に出ていました。
家族はもちろん、私の時もそれを使うつもりだったようなのですが、自分自身はそれを絶対に着たくないと思い、ずっと揉めていました。
特に母からのお古が嫌だったというわけではなく、私としての問題点は姉が着たというところです。
姉と私は凄く似ています。
家族ではあまりないですが、外に行くと大体の人が間違えるくらいです。
姉の成人式の時に写真館で撮った写真を見せてもらったのですが、自分でも間違えるんじゃないかというほどそっくりになっていてびっくりしました。
これでは、何年かして写真を見てもどっちなのかが分からなくなります。
同じ振袖なら尚更です。
その理由から、私はレンタルでも構わないからどうしても自分が良いと思った振袖を着たい、と言って断固拒否していたのです。
ようやく家族もその主張を分かってくれて、姉とは印象の違う振袖のレンタルを決めました。
名古屋で今から成人式が楽しみです。

親戚の結婚式に振袖で出席しました

ご親戚の方の結婚式にお呼ばれした時も、振袖で出席になる若い御嬢さんは多いと思います。
自分が主役となる成人式などとは違い、結婚式はあくまでも参列者です。
花嫁が主役となる場ですので、結婚式で振袖着用の際にはそれなりに配慮しなければならないことが多くあります。
まず色ですが、ご自身の主張を通すことはできません。
白は花嫁の色と決まっていますので、白に近い配色の振袖はさけるべきです。
またお色直しなどで花嫁も和装をするとなると、それにかぶるような色を着ていくのはマナー違反になります。
振袖は長い袖のイメージですが、その長さは3段階あることをご存知でしょうか?
袖丈の長さにより「大振袖(本振袖)」(袖丈114cm前後)、「中振袖」(袖丈100cm前後)、「小振袖」(袖丈85cm前後)と分類されます。
結婚式に本振袖である大振袖は、配慮ある選択ではないといわれることもあるようです。
とはいえ、なかなか着る機会のない振袖ですから、ご親戚に配慮しながら自分に似合った振袖を選ぶのもとても楽しいかもしれません。

名古屋で振袖を着て出かけたいデートスポット

せっかく振袖でオシャレをしている彼女と一緒に行く、振り袖姿の似合うデートスポットを選ぶとしたらどこが良いでしょうか?
名古屋といえば、やはり名古屋城です。
和装なら尚のこと似合うデートスポットではありますが、実は日常では身に着けていないため着なれない和装、特に振袖姿や草履という不慣れな格好で歩くのはなかなか気を使って疲れるものです。
着物を着ると胸のあたりが締め付けられて気分が悪くなったり、汚してしまうということが気がかりで食事ができないということもあります。
できれば、あまり歩き回らず、すぐに腰かけてゆっくりできるようなところや、長時間歩きまわるところではない方が、頑張っておめかしした女性にとっては嬉しいチョイスだったりもします。
夜景を臨む夜のスポットなら、名古屋テレビ塔はいかがでしょう。
2008年10月には「恋人の聖地」として認定されたデートスポットですから、ロマンチックに夜景を眺めるのも素敵ですし、オアシス21から眺めるのも幻想的な風景です。